マインド変革が行動変容につながる
これまで社員にいろいろな研修を受けさせてみたが、なかなか成果が上がらないという話をよく耳にします。成果の上がらない研修を何度受けさせても行動に結びつかなければ、お金と時間のムダになってしまいます。
研修において最も大切なことは、研修を受けることが自分のためであること、すなわち、それが自分の進化につながり、自己実現のために不可欠であるということを悟ることです。そして、その結果がお客さまや企業のためになるということを認識することです。
能力開発を行う場合、マインド変革とスキル向上の両面から人材の教育と育成を図っていかなければなりません。マインドとは、人間が行動する場合の中核となる部分ですので、どんな組織においてもホスピタリティ・マインドは必須不可欠です。スキルとは、仕事を円滑に、また効率的に行う上で必要な知識や技能を意味しています。
したがって、マインドとスキルの向上があってはじめて、行動変容が見込まれるのです。当研究所では、社員の仕事に不可欠なホスピタリティ・マインドとホスピタリティ・スキルの向上と共に、スタッフのキャリア・デベロップメントをも考慮に入れた能力開発を行い、業種や職種を問わず、さまざまな企業、団体、医療機関等から高い評価を受けております。
業績を飛躍させる経営者・経営幹部の意識改革
「 新時代をリードするプロ経営者育成セミナー 」
先の読めない経営環境にあって、組織を革新させる新時代のリーダーが求められています。経営者や管理者の能力や資質が今日ほど重視されている時代はありません。未来を予見し、ビジョンや理念を構築し、使命感に燃え、しかも重責を担い、孤独と戦いながら組織を活性化するプロフェッショナルなリーダーの存在が必須不可欠です。
ちろん、こうしたリーダーは組織内に共通意識を醸し出し、人間潤滑剤となってリードすると共に、人づくりの名伯楽でなければなりません。
回 | 項目 |
各講座の要約 |
1 | 今、管理者に何が求められて いるか |
① 社会の潮流変化を読め! ② 社員は現在の職場に満足しているか ③ 社員の価値をどう高めるか |
2 | 社員をやる気にさせるには 何が必要か |
① 組織のエネルギーは社員の迅速な行動と反応で決まる ② 社員は奉仕者ではない ③ 社員はアメとムチでは仕事をしない ④ お客さまや仲間から喜ばれる仕事を望んでいる ⑤ 組織をサッカーチームに変えろ! ⑥ 義務感ではなく使命感を持たせるコツ ⑦ 社員の意識を個人商店のオーナーに変えろ! <演習> |
3 | 管理者に求められる 必須5か条 |
① 「イエス」「ノー」の決断を迅速に行うこと ② 社員を信頼し自律性を重んじよ ③ 範囲を決めて権限を部下に委譲せよ ④ 「減点主義」を「加点主義」に変えろ ⑤ 責任転嫁やたこ責任を自己責任に変える |
4 | 管理者は黒子に徹し、社員に 活躍の舞台を創出せよ |
① 部下に「何か問題はないか」を問え ② 仲良しグループを提案型グループに変える ③ 部分最適の総計を最大にせよ! ④ 人事評価には信頼性と納得性が不可欠である ⑤ 学習効果は失敗から生まれる ⑥ 失敗を恐怖の壁にするな! <演習> |
5 | 可変と不変を峻別せよ | ① 組織が追求すべきものは何か ② 現状維持から現状打破へ ③ 変えてはいけないもの ④ 変えなければならないもの ⑤ 効率と同時に有効性を追求すべき |
※ 内容および時間の配分の一部を変更させていただくこともあります。