学び直し、リスキリング、マーケティング、ホスピタリティ
次世代リーダー&管理者のための企業内大学院
「MBAコース研修」
― 国内外の大学院に行かずに、企業内で「MBA」と同等の内容が学べます ―
今日、企業を取り巻く環境は予測不能な状況にあって、今や過去に経験したことのない異次元の世界に足を踏み入れようとしており、現状維持のやり方では生き残れなくなってきました。
将来に対して多くの経営者はさまざまな不安を抱いておりますが、特に以下の課題は深刻です。「人口減少や少子高齢化に対してどう対応すべきか」「今どんな新機軸が考えられるか」「後継者問題をどう解決したらよいのか」etc.
こうした中堅・中小企業の諸問題を解消するために、当研究所では大学院でMBAの授業を担当された大学院教授をお招きして、経営、会計、マーケティングに関してMBAコースの研修講座を開講しております。
MBAコースといえば、海外に留学するか、国内の大学院に入学してコースを習得する以外に方法はありません。それでは膨大な時間とコストがかかりますが、当研究所では同レベルの内容を最適な時間と費用で企業内で学習する機会を設けました。
現役の経営者もまた、事業を継承される次世代経営者および後継の経営幹部にとりましては、またとないチャンスだと思います。
MBA コース 研修科目
特 徴
大学院の授業時間は1コマは90分ですが、当該「MBA」研修は1コマ180分です。(トータルでは、大学院の授業時間数と同じ時間をかけて学習します。)
このMBAコースでは、理論を体系的に修得するだけではなく、「自社の実践への落とし込み」「参加者同士の意見交換」「異業種の人間との情報交換」等を行うことによって現場に即し、実際の経営に活かすことを目指しているからです。
これらの3つのコースには、各社が抱える問題を解決するための手法や考え方がたくさん詰まっていますので、自社に最適の方法で経営改革に役立てることが可能です。
「MBA」コース研修修了者には、各コースごとに修了書を発行します。
受講対象者
企業の経営者、ネオリーダー、幹部候補生
経営コンサルタント・中小企業診断士を目指す方
士業従事者、再就職を検討中の方(学び直し)
入社までにビジネス学習を必要とする就職内定者
人数
1コース20名程度
「 MBA マーケティング コース研修 」のご案内
「 必需品なき消費社会における競争的優位性を確立する 」
概 要
このコースは、従来のマーケティングに新しい視角からメスを入れ、「必需品なき消費社会」に必要なマーケティングの考え方を理解し、実践に役立てようとするものです。
講義、グループミーティング、現場実習、事例研究、診断テストなどを活用して、組織が抱えるさまざまな市場問題に対応できる能力を身につけることを目指しています。
これまでマーケティングを学習した人も、また、はじめてマーケティングを本格的に学習しようとする人も、このプログラムを受講されることによって、マーケティングの入門から大学院MBAコースで学習する内容を短期間に、しかも体系的に修得することができます。
ここでは、理論と実践を学びますので、閉塞感のある市場の諸問題に対して、さまざまな角度から考え、新市場の開拓や新製品の開発等に対して新しいアイデアを発見し、ピンチをチャンスに変える機会を見出すことができるでしょう。
期待できる成果
- マーケティングのキーワードとなるニーズ、欲求、需要、そして製品やサービスの意味、さらには交換取引、市場といった基本的なキーワードも正確に理解する。
- 企業と市場との経済的・技術的距離、そしてマーケティングの機能について把握できるようになる。
- お客さま(消費者)の行動を分析することによって、お客さまの意思決定プロセスについて理解が深まる。
- 企業の成長機会、および既存事業の再生や新規事業の開発についても理解できるようになる。
- 内部的制約や外部的制約について把握し、競争的優位性を追求するようになる。
- マーケティング・ミックスについて理解し、ブランド戦略等についても関心が高まる。
- サービスの需給管理、およびサービス戦略について理解できるようになる。
- コミュニケーションの戦略の意義について考え、その成果を上げるための方法論についても検討する。
- マーケティングのすべての領域を体系的に理解し、マーケティングの課題やマネジメントについて包括的に学習することができる。
- ※ 第 10回は、「A:サービス・マーケティング」を予定していますが、
- 要望により「B:流通経路のマネジメント」に変更することもあります。
※ 内容および時間の配分の一部を変更させていただくこともあります。
「 MBA アカウンティング コース研修 」のご案内
概 要
このコースのねらいは、簿記がわからなくても会計を使いこなせる能力を習得することです。年度末の決算書(貸借対照表や損益計算書を含む)や毎月提示される試算表等を見て、自らの企業のみならず、取引先の経営診断を行える能力を身につけることを目指しています。
貸借対照表の仕組や各種の損益を理解するとともにして、キャッシュフロー計算書等の構造を把握して、企業の経営診断に役立て、儲かるビジネスモデルを会計的に理解したいと思います。
講義、グループミーティング、演習、事例研究、診断テストなどを利用して、組織が抱えるさまざまな会計問題に対応できる能力を身につけることを意図しています。
これまで会計学を学習した人も、また、はじめて会計学を学習しようとする人も、このプログラムを受講されることによって、会計学の入門から大学院MBAコースで学習する内容を短期間で集中的に体系的に修得することができます。
期待できる成果
- 簿記がわからなくても、会計数字を読み解くことができるようになる。
- 決算書(貸借対照表や損益計算書等)の内容から企業の分析や診断が可能になる。
- 損益分岐点分析を学ぶことによって、必要な売上高について理解できるようになる。
- 多くの事例研究を行う結果として、取引先や競合他社の経営状況を把握することが可能になる。
- キャッシュフロー計算書の内容を理解し、月次ごとの資金繰りを監視できるようになる。
- ソフトな視点とハードな視点の双方から、会計的融合を図ることができる。
- 儲かる企業ともうからない企業の収益力が比較可能になる。
- 会計的側面から、将来の経営計画を考えることができるようになる。
- ※ 内容および時間の配分の一部を変更させていただくこともあります。
「 MBA ビジネス・マネジメント コース研修 」のご案内
「 予測不能な時代に生き残るための経営革新とは何か 」
概 要
このコースは講義と演習を通じてビジネス・マネジメントに関する理論と実践を学習するプログラムです。ここでは、大学院MBAコースで学習する内容を系統的に学びます。
本講座では、ビジネス・マネジメントの基本原理を学び、現場での実践に応用する能力を身に着けることを目指します。そして、受講者にはマネジメント・スキルとマネジメント・マインドを持った人間へと変身し、組織を元気溌剌型企業に改革できるように指導していきます。
お客さまや従業員を含むステークホルダーとの信頼関係の絆を強化することによって、誇り、自信、そして求心力も高め、結果として組織の機能が強化され、組織に新たなる価値をもたらすことを目指します。
ここでは、講義、グループミーティング、演習、事例研究、診断テストなどを利用して、職場で直面する諸問題を迅速かつ適切に解決する能力を身に着けることを目標としております。
期待できる成果
- 経営者の役割が何であるか理解し、従業員との信頼関係が高まる
- どんな仕事に対しても使命感を持ち、自己責任を感じるようになる
- 従業員にやる気を持たせ、彼らの意識改革を行うには何が必要かを考える
- 人的資源を含む「見えざる資産」の価値が高まる
- 創造性が啓発され、柔軟な思考をするようになる
- 組織の一員であることに誇りを持ち、周囲の人間に感謝の気持ちを表すようになる
- 何事に対しても好奇心を持ち、チャレンジ精神が旺盛になる
- 自律心が高まると同時に、個人的魅力が増し、リーダーシップを発揮するようになる
- 何事に対しても倫理観を持ち、公正な判断ができるようになる
- ※ 内容および時間の配分の一部を変更させていただくこともあります。
講師紹介
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MBA マーケティング コース研修
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MBA ビジネス・マネジメント コース研修
浦郷 義郎(ホスピタリティバンク研究所・代表)
早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了
チューリッヒ大学留学。亜細亜大学経営学部長、大学院教授・理事を経る。
学会、団体、行政機関等の役職や委員を経験する一方、国内外の企業の経営指導にも当たる。
現在、ホスピタリティ&マーケティング理論にもとづく経営コンサルタントとして産業界でもっとも注目されている。企業の研修、講演、およびコンサルテーションにおいて、理論に基づき実践に落とし込む手法には定評がある。講師の門弟には、多くの会計士・税理士およびコンサルタントを輩出している。
主な著書 : 『わかる!使える!ホスピタリティの教科書』『ゼロ距離マーケティング』『ヨコ志向で成功をつかめ』(以上はPHP研究所)、『ホスピタリティがお客さまを引きつける』(ダイヤモンド社)など著書・論文多数。この内、著書4冊が中国語で翻訳出版されている。
世界のマーケティングの権威であるP.コトラーの名著3冊の翻訳者としても知られている。
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MBA アカウンティング コース研修
大島 正克(前亜細亜大学学長、博士(商学)早稲田大学(中国企業会計の研究))
早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了後、
1993年亜細亜大学経営学部教授、経営学部長、理事を経て、2018年同大学学長
この間、日本管理会計学会常務理事、国際戦略経営研究学会監事、日本社会関連会計学会理事、東都大学野球連盟副理事長、東都大学野球連盟会長、金融庁公認会計士・監査審査会(公認会計士試験委員「管理会計論」担当)を歴任。
2022年同大学退任
主な著書・訳書:『複式簿記入門』共著(創成社)『「企業の社会的責任論」の形成と展開』共著(ミネルヴァ書房)『環境会計の理論と実態』(中央経済社)、『環境管理会計概論』(税務経理協会)、訳書にポスト、ローレンス・ウエバー著『企業と社会:企業戦略・公共政策・倫理』共訳(ミネルヴァ書房)など、そのほかにも論文・著書・翻訳など多数。